2008年 04月 02日
ワーファリンについて |
今日はワクチンの日だった。ナツは針先をじっと見つめ、泣かなかった。1歳11ヶ月、やるじゃない~(驚)そか、ナツもうすぐ2歳だ。そういえば簡単な二語も出てきたし。
ムスメが入園したらナツと2人っきり。どうしよう一日中パズルに付き合わされる・・(ナツの趣味)
ワクチンはこれで3回接種したので抗体が期待できる。後はオペ半年後に追加1回で効果を伸ばす。その頃にはHIBも打てるはず・・これも4回接種なのよねぇ・・
※以下、またザーッと書くのであしからず。
フォンタン手術後の心配の一つであるワーファリンの服用についてです。
人工血管を入れるので血栓予防のために飲み続けていかなくてはいけないのです。血液を固まりにくくする薬なので、ケガに注意しなくてはいけません。男の子なので、とても心配です。
ちなみに今服用しているアスピリンは、血液に直接作用し血小板の凝集を阻害します。微量しか飲んでいないのもあるけれども、ワーファリンの効果は絶大だそうな。
<ワーファリン>
化学式:C19H16O4
抗凝固剤
血液を凝固させる物質は数多いが第Ⅱ因子(プロトロンビン)、第Ⅶ因子、第Ⅸ因子、第Ⅹ因子は肝臓で生合成され、それにはビタミンKが関わる。ワーファリンはそのビタミンKを阻害して凝固作用に抗う。
服用から効き始めるのに1~2日、安定するのに2~4日かかり、同じ理由で内服を中止してからもその効果は同じだけ続く。
ワーファリンは食事や他の薬品、体質との相互作用が大きい。
納豆(クロレラも)はビタミンKが特に多く、緑黄色野菜などで一般的に多いとされるもの(いつも大量に食べるわけじゃないからOK)の10倍あると覚えておけば良い。そのため納豆は食べられない。
副腎皮質ホルモン剤と併用すると効果が減る、とも。
アルコール分解酵素は、ワーファリンの分解にも働くので、効き目を弱める、とも・・
ワーファリンが効きすぎていると、以下の症状が出る場合もあるので注意。
鼻出血、歯ぐきの出血、傷口からの多量の出血、血痰、赤色またはコーラ色の尿、赤色または黒色便、皮膚の内出血、吐き気、嘔頭痛、手足に力が入らない
血液検査で効きを調整してもらうので、まず大丈夫だろうけれども。
ワーファリンは量の調整が難しい。
<血液検査・トロンボテスト(TT) >
ウシ脳(!)トロンボプラスチンを蒸留水で溶解し、その一部を小試験管に取り37℃で保温後、クエン酸ナトリウム添加静脈血を加え、凝固時間を測定し活性値(%表示)を読み取る。値が低いほど血液が固まりにくい。
外来の血液検査、時間がかかるんだよねー
基準値などは先生に伺ってメモします。
<プロトロビン時間・PTーINR>
プロトロビン時間の測定、こちらの方が世界的に一般らしい。
血漿にカルシウムと組織とトロンボプラスチンを加え、このときの凝固時間を測定する。
トロンボプラスチンは生物由来で製造業者やロットによって結果が違ってくるのでその差異を標準化する値がINR(簡単に言えば・・)。
外科の先生に、ワーファリンは人工血管のこともあるけれども肺の細かい血管が詰まるのを防いで、肺の状態を良く保つのに良いと言われました。なるほどな。
ビタミンKが不足することはないのかな。
ストレスを貯めると血が固まりやすくなるとか。
ワーファリンを飲んでいたからと言って、危険に陥る場合のことなんて考えたくもないけれども、なんとかなるのかな。
飲み忘れたら慌てて飲まずにその日は止めて、次の日から飲むとか。
抜歯のときのこととか。
幼稚園でも普通に怪我するときあるよねぇ。
フォンタン後、数年でワーファリンを止めるところもあるそうで、病院によって見解が色々みたいです。ナツの病院ではワーファリン一生。
※そういえば書いていなかったけれども、カテ映像のナツの肺動脈のいびつだったこと!シャントしていた場所、本来心臓につながっていた場所の尖り、左の狭窄部分(やっぱり未だに狭窄に見えた)のこと・・・
流れに影響はなさそうですから、と断言されたけれども悲しかったなー
ムスメが入園したらナツと2人っきり。どうしよう一日中パズルに付き合わされる・・(ナツの趣味)
ワクチンはこれで3回接種したので抗体が期待できる。後はオペ半年後に追加1回で効果を伸ばす。その頃にはHIBも打てるはず・・これも4回接種なのよねぇ・・
※以下、またザーッと書くのであしからず。
フォンタン手術後の心配の一つであるワーファリンの服用についてです。
人工血管を入れるので血栓予防のために飲み続けていかなくてはいけないのです。血液を固まりにくくする薬なので、ケガに注意しなくてはいけません。男の子なので、とても心配です。
ちなみに今服用しているアスピリンは、血液に直接作用し血小板の凝集を阻害します。微量しか飲んでいないのもあるけれども、ワーファリンの効果は絶大だそうな。
<ワーファリン>
化学式:C19H16O4
抗凝固剤
血液を凝固させる物質は数多いが第Ⅱ因子(プロトロンビン)、第Ⅶ因子、第Ⅸ因子、第Ⅹ因子は肝臓で生合成され、それにはビタミンKが関わる。ワーファリンはそのビタミンKを阻害して凝固作用に抗う。
服用から効き始めるのに1~2日、安定するのに2~4日かかり、同じ理由で内服を中止してからもその効果は同じだけ続く。
ワーファリンは食事や他の薬品、体質との相互作用が大きい。
納豆(クロレラも)はビタミンKが特に多く、緑黄色野菜などで一般的に多いとされるもの(いつも大量に食べるわけじゃないからOK)の10倍あると覚えておけば良い。そのため納豆は食べられない。
副腎皮質ホルモン剤と併用すると効果が減る、とも。
アルコール分解酵素は、ワーファリンの分解にも働くので、効き目を弱める、とも・・
ワーファリンが効きすぎていると、以下の症状が出る場合もあるので注意。
鼻出血、歯ぐきの出血、傷口からの多量の出血、血痰、赤色またはコーラ色の尿、赤色または黒色便、皮膚の内出血、吐き気、嘔頭痛、手足に力が入らない
血液検査で効きを調整してもらうので、まず大丈夫だろうけれども。
ワーファリンは量の調整が難しい。
<血液検査・トロンボテスト(TT) >
ウシ脳(!)トロンボプラスチンを蒸留水で溶解し、その一部を小試験管に取り37℃で保温後、クエン酸ナトリウム添加静脈血を加え、凝固時間を測定し活性値(%表示)を読み取る。値が低いほど血液が固まりにくい。
外来の血液検査、時間がかかるんだよねー
基準値などは先生に伺ってメモします。
<プロトロビン時間・PTーINR>
プロトロビン時間の測定、こちらの方が世界的に一般らしい。
血漿にカルシウムと組織とトロンボプラスチンを加え、このときの凝固時間を測定する。
トロンボプラスチンは生物由来で製造業者やロットによって結果が違ってくるのでその差異を標準化する値がINR(簡単に言えば・・)。
外科の先生に、ワーファリンは人工血管のこともあるけれども肺の細かい血管が詰まるのを防いで、肺の状態を良く保つのに良いと言われました。なるほどな。
ビタミンKが不足することはないのかな。
ストレスを貯めると血が固まりやすくなるとか。
ワーファリンを飲んでいたからと言って、危険に陥る場合のことなんて考えたくもないけれども、なんとかなるのかな。
飲み忘れたら慌てて飲まずにその日は止めて、次の日から飲むとか。
抜歯のときのこととか。
幼稚園でも普通に怪我するときあるよねぇ。
フォンタン後、数年でワーファリンを止めるところもあるそうで、病院によって見解が色々みたいです。ナツの病院ではワーファリン一生。
※そういえば書いていなかったけれども、カテ映像のナツの肺動脈のいびつだったこと!シャントしていた場所、本来心臓につながっていた場所の尖り、左の狭窄部分(やっぱり未だに狭窄に見えた)のこと・・・
流れに影響はなさそうですから、と断言されたけれども悲しかったなー
by soyuco
| 2008-04-02 15:44
| フォンタン(08/09/09)