2006年 06月 04日
5月、最初の入院生活。 |
血中の酸素濃度がわかるサチュレーション(酸素飽和度)計測器。コードの先端部を足の指にペタンと挟んで測ります。
入院中はこれを24時間つけっぱなしだったので(心電図も)、一泊外泊許可がおりて家に帰るときに、これとっていいの?と思わず看護師さんに聞くと四、五十万するので貸せませんよ~と言われる。
一般には全身から心臓にもどってきた血液が肺に送られてガス交換されると100パーセント。
その後95パーセント以上が正常値。
ナツには肺動脈狭窄や静脈還流異常などがあるので、肺へ行く血液量と肺から心臓へ戻る血液量のバランスがおかしくて肺にうっ血をおこしていた=心不全。82.3パーセントくらいになるとナツの心臓にはちょうど負担がかからなくなくなるのでちょうどいいんだけど、と最初から言われていた。
今、82パーセント(5月18日)。
転院直後は、心不全をなくすために血管を少し縛って血液量を調節するバンディング手術をするかもしれないということだったが、肺動脈狭窄(弁狭窄)が効いてきたためバンディングはしななくなった。しかし狭窄の具合が予想より急速であるために、今後サチュレーションがどんどん下がってチアノーゼがひどくなるかもしれない。
by soyuco
| 2006-06-04 19:26
| 日常