2006年 05月 29日
ナツの心臓 |
「無脾症候群」
病状には個人差があるが、ナツの場合
単心室
房室中隔欠損だけだと、わりと聞く病気。心臓の壁に穴が開いているというやつ。でもナツの場合はほとんど壁がないに等しい。
大動脈と肺動脈がねじれて交互に反対から起始している。
完全大血管転位
それから
肺動脈狭窄
左肺動脈が細い。
肺静脈の心臓へ帰ってくる4本の血管が普通とは異なる。これはカテーテル検査をしてから詳しくわかる。
肺静脈還流異常
・・・・・・・・・
そしてナツは全内臓が本来なら左右非対称なはずがなんと対称的になっています。内臓逆位です。右側が優位にでているので、そのため本来左にあるべき「脾臓」が欠ける。ちなみに胃は真ん中にまっすぐ、肝臓は水平に。
無脾の場合複雑な心臓を持つのが通例らしい。
ひっくるめて無脾症候群という先天性心疾患になるそうです。
ところで今の時点で問題なのは肺血流の増減です。
肺へ送られる血液が彼にとって多すぎると負担がかかり心不全が強くなるので、血管が狭まってきてくれて酸素飽和度本来の83パーセント位になるのがベストだというのです。しまり具合によっては、軽く血管を縛るバンディング手術をすることになるかもしれないとのこと。また、今後カテーテル検査で肺静脈還流異常をよく調べてその結果によってはとりあえずのシャント手術・・日本語では姑息的手術(⇔根治手術)をする必要もでてくるかもしれない。
根治手術としては将来的に「グレン手術」「フォンタン手術」をする予定になりますが、フォンタンまでたどり着く確率が50パーセントだと・・言われました。
50パーセント?冗談じゃない。
病状には個人差があるが、ナツの場合
単心室
房室中隔欠損だけだと、わりと聞く病気。心臓の壁に穴が開いているというやつ。でもナツの場合はほとんど壁がないに等しい。
大動脈と肺動脈がねじれて交互に反対から起始している。
完全大血管転位
それから
肺動脈狭窄
左肺動脈が細い。
肺静脈の心臓へ帰ってくる4本の血管が普通とは異なる。これはカテーテル検査をしてから詳しくわかる。
肺静脈還流異常
・・・・・・・・・
そしてナツは全内臓が本来なら左右非対称なはずがなんと対称的になっています。内臓逆位です。右側が優位にでているので、そのため本来左にあるべき「脾臓」が欠ける。ちなみに胃は真ん中にまっすぐ、肝臓は水平に。
無脾の場合複雑な心臓を持つのが通例らしい。
ひっくるめて無脾症候群という先天性心疾患になるそうです。
ところで今の時点で問題なのは肺血流の増減です。
肺へ送られる血液が彼にとって多すぎると負担がかかり心不全が強くなるので、血管が狭まってきてくれて酸素飽和度本来の83パーセント位になるのがベストだというのです。しまり具合によっては、軽く血管を縛るバンディング手術をすることになるかもしれないとのこと。また、今後カテーテル検査で肺静脈還流異常をよく調べてその結果によってはとりあえずのシャント手術・・日本語では姑息的手術(⇔根治手術)をする必要もでてくるかもしれない。
根治手術としては将来的に「グレン手術」「フォンタン手術」をする予定になりますが、フォンタンまでたどり着く確率が50パーセントだと・・言われました。
50パーセント?冗談じゃない。
by soyuco
| 2006-05-29 13:31
| ナツのことと、その後